12.電極形成
半導体製造プロセス<前工程>の電極形成
12.電極形成 (Metallization):電極を作る
アルミニウムや銅などの金属を蒸着・配置し、各素子を繋ぐ配線と外部端子との接点(電極)を形成します。
信号の通り道を完成させる工程です。
<電極形成工程>で使用される装置
電極形成装置
電極形成工程で使用される装置には、成膜原理の異なるPVD、CVD、ECDの3種類があります。
PVD(物理気相成長)装置物理的エネルギー(衝突や熱)を用いて材料を蒸発・飛散させ、基板上に堆積させる手法です。高真空環境下での物理的堆積により、比較的低温での処理が可能です。合金を含む多様な材料に対応しており、基板への熱影響を抑えながら成膜できる利点があります。
CVD(化学気相成長)装置ガス状の原料を化学反応させ、基板表面に固体を析出させる手法です。化学反応を伴うため、複雑な形状に対する「段差被覆性(カバレッジ)」に優れています。構造が複雑な立体表面に対しても、隙間のない均一な電極形成が可能です。
ECD(電解メッキ/電解質堆積)装置電解液中での電気化学反応を利用して、金属膜を析出させる手法です。溶液中で膜を成長させるため、特定の溝を選択的に埋める高い制御能力を持ちます。微細な接続孔(ビアやトレンチ)の埋め込みにおいて、ボイド(空隙)のない高品質な配線形成を実現します。
※上記のイラストはAIで生成した装置イメージです。実際の装置とは異なります。
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