【展示室】展示機器の紹介 超音波洗浄機 フェニックスⅡ
超音波機器事業部の展示室に展示している
既に生産を終了した旧機器を1機種ずつご紹介します。
展示機器名:
超音波洗浄機 フェニックスⅡ発振器・投込振動子
展示機器の仕様:(製品仕様)
43103型発振器 (PHENIXⅡ 26 200)
出力:200W 周波数:26kHz
電源:AC100V 5A 50/60Hz
外形:300(W)×270(D)×165(H)mm
重量:7kg
4356VS型投込み振動子
外形:190(W)×145(D)×90(H)mm
重量:5kg
74103型発振器 (PHENIXⅡ 38 1200)
出力:1200W 周波数:38kHz
電源:AC200V 12A 50/60Hz
外形:350(W)×440(D)×165(H)mm
重量:17kg
フェニックス Ⅱ シリーズの特徴:
フェニックス(39)シリーズの後継機として2002年から製造を開始した。
出力回路にMOS FETを採用することで小型/軽量化を実現した。
前機種からP.C.C.(power Constant Cntrol)回路と
Kaijo P.L.L.(Kaijo Phase Lock Loop)回路を継承し、
常に周波数と出力をコントロールし安定した洗浄を可能にしている。
この機種はスタンダードな一般工業用の超音波洗浄機として幅広い分野で採用された。
後継機種としてフェニックスⅢと発展型のフェニックス プラスがある。
26k㎐仕様の発振器は200W、400W、600W、1200W仕様の4機種
38k㎐仕様の発振器は600W、1200Wの2機種をラインナップしていた。
振動子も投込振動子、洗浄槽、振動版などで多数の標準品をラインナップしていた。
主な標準機種:
26k㎐ 200W仕様
・発振器 :43103型発振器
・洗浄槽タイプ :4359V型洗浄槽・4359VS型洗浄槽
・投込振動子タイプ:4356V型投込振動子・4356VS型投込振動子
26k㎐ 400W仕様
・発振器 :53103型発振器
・洗浄槽タイプ :5359V型洗浄槽・5359VS型洗浄槽
・投込振動子タイプ:5356V型投込振動子・5356VS型投込振動子
26k㎐ 600W仕様
・発振器 :63103型発振器
・洗浄槽タイプ :6359V型洗浄槽・6359VS型洗浄槽
・投込振動子タイプ:6356V型投込振動子・6356VS型投込振動子
26k㎐ 1200W仕様
・発振器 :73103型発振器
・洗浄槽タイプ :7359V型洗浄槽・7359VS型洗浄槽
・投込振動子タイプ:7356V型投込振動子・7356VS型投込振動子
38k㎐ 600W仕様
・発振器 :64103型発振器
・洗浄槽タイプ :64801V型洗浄槽・64801VS型洗浄槽
・投込振動子タイプ:74200V型投込振動子・74200VS型投込振動子
38k㎐ 1200W仕様
・発振器 :74103型発振器
・洗浄槽タイプ :74801V型洗浄槽・74801VS型洗浄槽
・投込振動子タイプ:74200V型投込振動子・74200VS型投込振動子
※洗浄槽、投込振動子の型式は前期型の末尾が〇〇〇〇V型だが
後期型は改良により〇〇〇〇VS型となっている。
現行機種:
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