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【実験室】洗浄評価方法(測定器)の紹介 油分濃度計

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洗浄評価方法をご検討される時のご参考として
超音波機器事業部の実験室で使用している測定器を1機種ずつ、
洗浄評価の方法と併せてご紹介させていただきます。

機器名称:
油分濃度計(溶剤抽出-非分散赤外吸収分析法)

測定分野:
洗浄後の洗浄物に付着している油分濃度測定

使用例:
プレス、切削、加工後の金属部品に付着している残留油分測定

測定方法:
残留油分を抽出させた専用液の赤外吸収を測定することで油分濃度を算出

得られる測定結果:
測定結果はmg/Lなどの単位で表示される。

メリット:
残留油分を数値化して管理または比較することができる。

デメリット:
抽出液が高額。
抽出方法に経験が必要。

その他の測定方式:
洗浄物に付着している油分濃度を測定する方法は
赤外線法以外に、重量測定法や
ガスクロマトグラフ質量分析(GC-MS)法などがあります。

重量測定法のメリットとして機材が安価な点が挙げらえます。
しかし、揮発性油の測定が難しい、測定下限が高いなどの
デメリットがあります。

ガスクロマトグラフ質量分析法は高感度な分析が可能で
不純物の同定解析を行えます。
しかし、機器が非常に高価になるというデメリットがあります。

※ご紹介した測定器や測定方法は一例です。
目的に合わせて機器や測定方法を選定してください。

洗浄についてご相談がある方はこちらからお問い合わせください。

洗浄評価方法の紹介一覧はこちらをクリックしてご覧ください。

洗浄実験室の紹介はこちらをクリックしてご覧ください。
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