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ポンプと超音波で脱気水を作る(高周波)

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市販のポンプに超音波を加えて脱気水を作るコーナーの第2弾です。
前回のニュースブログでは低周波(38kHz)を利用した事例を紹介しました。
今回は高周波(950kHz)での事例を紹介します。

脱気水の作成使用したのはにQUAVAminiリアクターの高周波タイプです。
専用フタを試作しましたが、形状が今一つ...なので写真はフタ無しです。

QUAVAminiリアクター(950kHz)+ガラス窓付きステンレス槽


以下のグラフが結果になります。
■使用液体:市水(1,200ml)  ■開始時液温:22.7℃  ■ポンプ圧力:-95.5kPa

低周波に比べて出力は大きいですが、波長の違いもあり、2.0mg/L付近まで脱気が進行します。
グラフは6分間ですが、以降も概ねこの近傍に落ち着きました。

950kHzでは液温の上昇も大きいことから、飽和酸素量をもとに溶存酸素率も求めました。

次回は製品ラインナップにある他の周波数でも測定し、周波数別のグラフを作成する予定です。
また、槽の大きさは小さいですが、液量の違いによる変動も確認したいと思います。

今回使用した超音波機器(QUAVAminiリアクター)の紹介ページはこちらです。
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