ポンプと超音波で脱気水を作る
脱気水の製造装置は数多くあります。しかし、実験・研究では「1リットル程度でOK」というお客様の声をよく聞きます。
また、少量だから...と市販のポンプだけでは、パワー不足や時間が掛かるなど何かと不便です。
そこでカイジョーは、QUAVAminiリアクターをお持ちのお客様向けに脱気水製造器を作りました。
と言ってもポンプをご用意頂き、槽にフタを取り付けるだけですが...効果は絶大です。
QUAVAmini(低周波)にフタを取り付けました。
下の写真はともに脱気を開始した直後の様子です。左がポンプ(-95kpa)のみ、右は同時に38kHz,10wを加えた時の様子です。
時間経過による脱気度の変化をグラフにしました。
■使用液体:市水(1,200ml) ■開始時液温:21.0℃ ■ポンプ圧力:-95kpa
38kHzでは低い出力でも、市販のポンプとの組合せで開始直後から急激に脱気が進行し、効率よく脱気ができました。
今回のブログでは低周波をご紹介しましたが、近日中に高周波の結果も公開する予定です。
なお、今回使用した超音波機器(QUAVAminiリアクター)の紹介ページはこちらです。
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